動物園ニュース【2025年9月】〔下〕

にっぽんの動物園
当ブログでは、日本各地の動物園が取り組む活動や、近日実施されるイベントを紹介する『動物園ニュース』を、月2回(上・下)のペースで配信しています。
今回は、2025年9月後半(下)です。ぜひ最後までお付き合いください!

9月22日「世界サイの日」、イベント続々。

9月22日「世界サイの日」。現存するサイは5種(シロサイ、クロサイ、インドサイ、スマトラサイ、ジャワサイ)で、いずれも密猟や生息地破壊により厳しい状況に置かれています。日本の動物園でも啓発イベントを実施する予定です。

たとえば、神奈川県のよこはま動物園ズーラシア、愛媛県のとべ動物園、宮城県の八木山動物公園などがクイズ会やパネルでの特設展示などを実施する予定です。

各園とも、動物の体調や天候で変更の可能性があるため、来園前に公式案内を確認してください。

9月24日「世界ゴリラの日」、イベント続々。

9月24日「世界ゴリラの日」

ゴリラの保全と生息地保護を目的に、国内ではゴリラを飼育する動物園が連携してさまざまな普及行事を行います。

愛知県の東山動植物園はゴリラの日に関連したトークイベントや、9月23日に予定される「ゴリラ飼育6園による一斉ライブ配信」など共同企画を実施。京都府の京都市動物園は9月の期間中にパネル展示や行動解説を行うほか、東京都の上野動物園でも観察ビンゴやワークショップなど来園者参加型のプログラムを開催します。

こうしたイベントは、来園者にゴリラの生態や魅力を知ってもらうだけでなく、未来の保全行動につなげることを狙いとしています。

国内のゴリラ事情について、詳しくは以下の記事をご覧ください。市川市動植物園では、人気のコツメカワウソとシセンレッサーパンダをイメージしたオリジナルキャラクターの名前を募集しています。募集期間は令和7年(2025年)9月17日〜10月7日で、応募は市のウェブフォームか所定の応募箱から可能。採用者には記念品の贈呈などの案内があり、応募者全員への小さなプレゼントも設けられているようです。市はキャラクターを通じて来園促進や地域の魅力発信を図る狙いで、梨をモチーフにした帽子をかぶせるなど地元色を反映させたデザインになっています。

マルミミゾウの赤ちゃん、安佐動物公園で一般公開スタート

広島県の安佐動物公園で、マルミミゾウの赤ちゃんの一般公開が2025年9月17日から始まりました。

こちらのニュースでもご紹介しました。

園によれば、8月5日に誕生したオスの子どもは母親とともに順調に過ごしているということです。まずは展示時間を短く設定し、母子の体調次第で少しずつ延長する方法が取られています。公開にあわせて愛称募集も行われています。

最新の観覧方法や時間は園の案内を参照してください。また、騒音やフラッシュ撮影は避けるなど、来園者側のマナーにも配慮が求められます。

キャラクター名を募集中 市川市動植物園

千葉市の市川市動植物園では、コツメカワウソとシセンレッサーパンダをイメージしたオリジナルキャラクターの名前を募集しています。

応募は市のウェブフォームか所定の応募箱から可能です。採用された方には、記念品が贈呈され、応募者全員に小さなプレゼントも用意されているようです。市はキャラクターを通じて来園促進や地域の魅力発信を図る狙いで、梨をモチーフにした帽子をかぶせるなど地元色を反映させたデザインになっています。

公式の案内はこちら

募集期間は、令和7年(2025年)9月17日〜10月7日。

まとめ

今回の記事では、2025年9月後半の動物園に関するニュースをお届けしました。

今後も当ブログでは、日本各地の動物園や水族館のイベントや出来事を、ニュースとして紹介していきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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